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韓国のサムスンより アップルが優れている理由

韓国のサムスンより アップルが優れている理由

アップル(Nasdaq:AAPL)は、
世界中の全ての市場で販売数トップでは
ありません。


しかし、同社は、高い価格を払ってでも
欲しいと思う顧客に、
高級な製品を届けているのです。

これこそが同社が
歴史上屈指の優良企業で
あり続けている理由でしょう。

出所:gettyimages


今、メモリーチップの価格上昇により、
携帯電話メーカー各社は
値上げを迫られています。

多くの企業にとってこれは、

・コストを飲み込み利益を減らすか
・値上げして顧客離れのリスクを取るか

の選択を意味します。

しかし、
顧客は購買力が高く
製品への愛着も深い同社は違います。

そこに、すべての投資家が
理解しておくべきものがあります。

「価格決定力」です。

偉大なビジネスの証


2010年、ウォーレン・バフェット氏は、
この点を明快に語っています。

出所:Aaron Friedman(2010), CC BY 2.0



「事業を評価するうえで最も
重要な点は、価格決定力にある」


探して、続けてこうも述べました。

「競合に顧客を奪われずに
値上げできる力があるなら、
それは非常に良い事業です」


「一方、10%の値上げをする
のに祈るような気持ちに
なるようでは、その事業は
ひどいものです」


この違いこそ、長期投資の
本質に触れるものでしょう。

価格決定力とは、値上げをしても
顧客を多く失わない力を指します。

シンプルですが持っている企業は
ごくわずかです。

弱い企業は常に価格競争に晒されます。

一方、優れた企業は、顧客が
簡単には代えられない価値を提供しています。

アップルは、この優位性を
どのテクノロジー企業よりも
鮮やかに示しているのです。

同社は、世界のスマートフォン
出荷台数の約20%のシェアがあります。

これは

・サムスン電子と同等
・シャオミを上回る水準です。

ただし、販売台数だけでは
本質はわかりません。

実は、600ドル以上のスマートフォン
市場では、アップルが3分の2
超のシェアを握っているのです。


この優位性により、同社は
スマートフォン業界の利益の
大半を手にしているといえるでしょう。

株主にとって重要なのは、
シェアではなく利益なのです。

アップルが築いた経済的要塞


アップルの価格決定力は、
一夜にして生まれたもの
ではありません。

同社は数十年をかけて、
顧客を取り囲む経済的な
要塞を築いてきました。

iPhoneは、

・AirPods
・Apple Watch
・Mac
・iPad

などのアップル製品と
スムーズにつながります。

顧客は写真やメッセージ、音楽、
決済情報をiPhoneに入れています。

他のスマートフォンへ乗り
換えるには多くのものを
変更する必要があるのです。


2026年第1四半期、最新の
iPhoneは販売台数上位3モデルを
独占しました。

旧型のiPhone16でさえ、
ベスト5の一角を占めています。

アップルは特に
米国市場において圧倒的な
シェアを持つようになりました。

約10年前、サムスン電子は
アップルともっと近い
シェアで争っていました。

しかし現在、
アップルの米国におけるシェアは約60%。

一度アップルの製品を買った
顧客は何年も同社の製品を買うのです。

そして、新しい製品やサービスが
加わるたびに、
顧客一人の消費額も高まります。

そうしたリピートが、

・安定した収益
・巨額のキャッシュフロー
・経済的な強さ

を生み出しています。

なぜ今、価格決定力が重要なのか


2026年世界のスマート
フォン出荷台数は、
約14%減少すると見込まれて
います。

部品コストの上昇により、
価格に敏感な層向けの
手頃な機種は、値上がり
を続けるでしょう。

世界のスマートフォンの
およそ4分の3は、600ドル
未満で販売されています。

この価格帯こそ、特に
脆弱な市場と言えるかも
しれません。

一方で、高価格帯の機種の
出荷は約3.5%増加すると
見込まれています。

裕福な顧客層は、価格が
上がっても購買行動を
大きく変えないためです。

同社はこの「価値ある市場」で
最も強い立場に立っています。

アルファ投資家の強さ


私たちは、
持続的な競争優位を持つ
企業を探し続けています。

価格決定力は、
最も重要な優位性の一つです。

「4アルファアプローチ」は、

・マーケットの追い風
・優れた経営陣
・健全な財務
・魅力的な株価

の4点を見極めるものです。


そして、価格決定力は、
これら全てに関係があります。

・インフレに耐え
・利益率を守り
・安定したキャッシュフローを生み出す

助けとなるのです。

何より、価格決定力は、
利益が何年にもわたり複利で
増えることを可能にします。

同社は、市場シェアだけでは
分からない事を証明しています。

最も強い企業とは、必ずしも
最も多く売る企業ではないのです。

顧客を繋ぎ止め、価値を生み出す
企業こそが投資に値する企業でしょう。

私たちの使命は、
その真の価値が広く知られる前に
みなさまにお届けすることです。

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