先日、愛犬のライリーと散歩していたとき、近所の方に声をかけられました。「チャールズ、今の相場って不安じゃない?株は売ってるの?」思わず笑ってしまいました。「不安?まさか。むしろ、もっと買ってますよ!」長期的に投資をする私たちにとって、価格が下がるのはむしろ好機です。優れた企業の株を、さらに魅力的な価格で買えるからです。例えるなら、コストコで通常100ドルのTシャツが、24ドルになっていたとしましょう。パニックになりますか?そんなことはありませんよね。思わず何枚か手に取って、「いい買い物ができた」と満足するはずです。(こうした掘り出し物を見つけたときのワクワク感は格別です。思わず笑顔がこぼれます。)ただ、多くの人が不安になる気持ちもわかります。株の裏にあるビジネスではなく、ニュースの見出しばかりを見ているからです。ここが「株を借りている人」と「株を所有している人」の違いです。私たちは、株価の上下は投資の一部だと理解しています。だからこそ、安くなったときにこそ行動するのです。現在、ナスダックはすでに調整局面に入り、S&P500もそれに続きそうな勢いです。高値から10%以上も下落し、多くの投資家が動揺しています。出所:Trading View ※矢印はFinancialダイレクトが追加金融メディアはそれを煽るかのように、「市場崩壊」などと大きく報じています。しかし、少し視野を広げてみてください。こうした相場の波は、何十年も前から繰り返されてきたことです。過去を振り返ってみましょう。1990年代初頭、ナスダック100指数は162ポイントでした。しかし、現在はおよそ19,600ポイント。約12,000%もの上昇を果たしています。出所:Trading View ※矢印はFinancialダイレクトが追加当時1,000ドルを投資していれば、いまや12万ドル以上になっている計算です。とはいえ、この成長は一直線ではありませんでした。途中には何度も下落と乱高下がありました。だからこそ、長期投資家は株価が下がっても慌てません。むしろ、チャンスだと捉えます。そして、私たちが優位に立てる理由は、「株式市場」そのものに投資しているのではなく、「優れた企業」に投資しているからです。トレーダーではなくオーナーとして投資する米国には上場企業がおよそ5,000社あります。非上場企業と違って、私たちはこれらの企業の一部を、株式を買うことで簡単に所有できます。そして、私たちが注目しているのは、単に「良い企業」ではありません。真の「アルファ企業」です。・アルファ・マーケット:巨大な成長市場に参加している企業であること・アルファ・マネジメント:圧倒的な実績と実力のある経営者が運営していること ・アルファ・ファイナンス:事業にトラブルがあった際も、耐え抜くだけの強固な財務基盤を持っていること・アルファ・マネー:その企業の本当の価値がまだ株価に反映されていないことこの4つの条件を満たしている企業であれば、投資するのに悩む必要はありません。今こそ買い時、慌てる必要はない私たちからのアドバイスは一つ。「金融メディアの声に耳を貸さないこと」です。私たちは短期勝負をしているのではありません。世界有数の強い企業に長期で投資している、ビジネスのオーナーです。「ナスダックが2022年以来最悪の日」や「貿易懸念でダウ800ポイント下落」など、見出しだけで不安になる必要はありません。今は、市場が私たちに贈り物を与えてくれています。それは、素晴らしい企業の株を格安で購入できるチャンスです。それこそが、私たちと他の投資家との違いです。現在割安で取引されている優れた企業については、私がメインで執筆する月刊誌「アルファ・インベスター」でお伝えしています。市場が回復したとき(「もし」ではなく「いつか」必ず来ます)、アルファ銘柄に投資をした自分を褒めて、株価の上昇を一緒に楽しみましょう。〜編集部〜賢い投資家は市場の下落をピンチに変えることができます。そのための投資法をミズラヒさんが1冊の書籍にまとめてくれました。